今回の事例は、合成皮革付のジャンバーを汚してしまったとのご相談です。激しく転ばれたのか全体的にドロ汚れがすごいですね。品物を確認させて頂くと、水洗いは×(避ける)、石油系ドライクリーニングは×(避ける)の洗濯表示がついています。

こういったお品物…たまにありますが、なぜ洗ってはいけないかが重要になってきます。このジャンバーは袖が合成皮革で加工してあり、こちらが洗いに適していないことが考えられます。

合成皮革、ポリウレタン加工の生地は、本皮の構造に似せて石油を加工して作られています。本皮製品のような肌触り、防寒衣類として使われることが多いです。しかし水分や溶剤が入ると生地がひび割れ、収縮性を失い劣化してしまう特性があります。

今回はまずドロ汚れをできるだけ部分的にしみ抜きし、合成皮革に負荷が極力かからないよう洗っています。なんとかドロ汚れも取り除き綺麗になりましたね。品物によって洗い方を吟味しています。まずはご相談してください。

(今回の事例 部分しみ抜き+全体処理:2.500円)