↑白いカビが保管中にいっぱい
長期間使わなかったスーツのカビ(白カビ)のご相談が増えてきました。
使っていなかったのにどうして?なんて思われますよね。ただどうしてもお洋服は保管時、気をつけていてもお部屋内であっても夏場の湿気や高温などによって、カビが生えてしまうことがあります。
空気中にはカビの元となる微量の胞子が漂っており、生地の表面上についた胞子が、高温多湿のクローゼットなどで白カビとなってしまいます。対策として使わない期間も定期的にブラッシングはオススメします。
白カビ処理は、通常の石油系ドライクリーニングだけでは取り切れないことがあるので、ひどい場合は合わせて特殊な水洗いを行います。そのままにしておくと生地の色を変色させたり、弱らせてしまいますので、しっかり取り除きましょう。
背広などのスーツ類はドライクリーニング指定のものが多いです。どんな特殊な洗い方をしても水洗いするとどうしても型崩れしてしまいますので、寸法通り修正する“復元仕上げ”アイロンで細かく丁寧に仕上げていく必要があります。
水洗いでカビの胞子もスッキリ除去。成型もキレイに仕上がりました。
(今回の事例 ドライと水洗いの特殊仕上げ 通常料金の2倍)
*お品物の状態や素材、修正範囲、修正内容(色修正orシミ抜き・クリーニングの有無)によって料金を設定しておりますので、詳しくはお問い合わせください。